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居住支援事業


グループホーム桜上水
グループホームこんぺいとう

重度の障害のある人が、お互いの自立を認め合いながら、健康で豊かな生活を目指し、地域での自立生活を実現・継続出来るように、世田谷区桜上水2丁目に、男性用として、「グループホーム桜上水」を世田谷区松原6丁目に、女性用として「グループホームこんぺいとう」を設置し、運営しています。グループホーム桜上水は、当初より男性の入居者3名を想定しており、現在の入居者は、1名ですが毎週ショートステイ的利用をされる方が複数います。グループホームこんぺいとうは、昨年11月に完成し、今年度から入居者2名で、本格的な運営を開始しています。
必要な介助者(ヘルパー)の提供、家事援助サービス、事務処理代行なども法人が行っています。


2023年度の運営状況

■ スタッフの研修については、スタッフ不足とスタッフの傷病などにより、個別の研修にとどまっています。虐待防止などの研修については、法人全体が対象となる法定研修(動画視聴)の形で実施しました。

■ 設備の整備については、「こんぺいとう」に関してはほぼ実現できています。「桜上水」は開所後20年が経過しており、設備、什器の改修及び交換が必要なため、適宜改修に努めましたが、全体的なメンテナンスが必要のため、次年度計画に盛り込む必要があります。

■「障がい者の住まいの問題」については、グループホームづくりを目指す他団体の「未来の森」との定期的なやり取りはあるものの、その他の運営団体との関係を構築するまでには到っていません。引き続き検討を行います。


「グループホーム 桜上水」の運営

■ 体験利用者1名が、12月より正式な入居者となりました。全体として毎日2.0名以上の利用率となっています。

■ 入居者の年間行事として、お誕生日会、クリスマス会、バス宿泊旅行参加など積極的に開催しました。

■ 事故等はありませんでしたが、入居者の加齢や障害の重度化への対応が多くなってきています。

「グループホーム こんぺいとう」の運営

■ 今年度から入居者2名での生活がスタートしました。両名ともに重度身体障害があり、生活のペースをつかむまでに時間がかかりましたが、半年経過するころには、それぞれが自分の生活を楽しむ状態となりました。

■ 二人ともにコミュニケーション支援機器が必要なため、行動の1つ1つがゆっくりになっています。また、思うように伝わらない場面も多くありました。一年が経過して、お互いに言いたいことをうまく伝え合うことができるようになり、伝わらないストレスをなくすことができました。

■ 職員やヘルパーの増員はかなわず、現在いる職員、ヘルパーで支援を継続しています。入居者が泊数を増やしたいという希望があり、それに対応するため早急な増員が求められています。

■ 季節に合わせて楽しく暮らすための取り組みとして、食に関する行事を多く取れ入れています。自分達の食べ物を自分達で作る取り組みは、入居者、ヘルパーの関係をより良いものとする効果もあり、今後も継続していきます。

【数値実績】

【桜上水-定員3】
宿泊数区  分4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合 計
Nさん 入   居30泊31泊30泊31泊31泊28泊31泊30泊31泊31泊29泊31泊364泊
Mさん 体験→入居30泊31泊30泊31泊30泊29泊31泊30泊31泊31泊29泊31泊364泊
Kさん 体   験4泊4泊6泊4泊4泊2泊2泊4泊4泊4泊4泊2泊44泊
小       計64泊66泊66泊66泊65泊59泊64泊64泊64泊66泊62泊64泊772泊
【こんぺいとう-定員2】
宿泊数区  分4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合 計
Aさん 入   居14泊13泊15泊14泊16泊11泊15泊13泊11泊13泊13泊13泊161泊
Bさん 入   居7泊7泊7泊9泊12泊10泊11泊13泊12泊12泊13泊14泊127泊
小       計21泊20泊22泊23泊28泊21泊26泊26泊23泊25泊26泊27泊288泊

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